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口唇口蓋裂センター

多職種で患者に寄り添う口唇口蓋裂の診療

口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)は、生まれつき、くちびる、口蓋(口の中の天井)、歯ぐきに裂(割れ目)を認めます。

当センターでは、多職種、そして形成外科、耳鼻咽喉科、産科婦人科、小児科、矯正歯科、小児歯科などの複数の診療科によるチーム医療を行っています。

まず、赤ちゃんが生まれる前に出生後の治療に関して産科婦人科医が説明します。出生後は歯科医師が裂矯正と歯の矯正を行います。発音や中耳炎(ちゅうじえん)に関しては、耳鼻咽喉科・言語聴覚士が相談・指導を行います。手術は形成外科が行い、最終的には整容的な仕上がりをめざします。

センターでは合同検討会で治療計画を検討し、ご本人や保護者と相談しながら治療方針を決定しています。

口唇裂・口蓋裂の治療の流れ

執筆者

口唇口蓋裂センター センター長・教授 橋本一郎

※執筆者の所属・役職は書籍発刊時(2024年3月)のものです。

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