2020年2月に徳島県初の看護師特定行為研修の指定研修機関として厚生労働大臣の指定を受け、同年3月に当センターを開設し、5月に急性期医療におけるチーム医療の推進、地域医療を支えていく看護師の育成をめざして、看護師特定行為研修を開講しました。
当センターでは、3つの領域別パッケージと15の特定行為区分の中から、医療機関や研修生のニーズに合わせて自由に組み合わせることができる柔軟な研修コースを提供しています。さらに、大学病院の強みを生かし、教育力に優れた専門性の高い指導者や大学施設と連携した充実の学習環境、専任看護師による個別支援など良質な教育体制を誇っています。
現在(2024年1月)、修了生は3年間で、6施設19名となり、主に急性期病院の集中治療室、救命救急センター、手術室等に勤務し、チーム医療のキーパーソンとして活躍しています。今後も医学と看護の両方の視点を持った特定看護師の育成を通し、チーム医療の推進、医療・看護の質向上や、地域の医療人育成に貢献していきます。